コーヒーで胸やけする人が朝の一杯を楽しむ方法【2025年最新】
8月 12 2025 - 健康・ライフスタイル
風邪や頭痛で熱が出たとき、まず思い浮かべるのがタイレノールです。でも、正しい量を守らないと肝臓に負担がかかります。ここでは日本での一般的な用量を年齢別にまとめ、失敗しがちなポイントをサクッと紹介します。
日本国内で販売されているタイレノールは主に錠剤(500 mg)と小児用シロップ(120 mg/5 ml)があります。成人(15歳以上)は、1回あたり500 mg~1 g(2錠)までが目安です。1日最大4 g、つまり8錠までが安全な上限です。
子どもの場合は体重で計算します。目安は体重1 kgあたり10 mgが基本。たとえば体重20 kgの子どもなら1回200 mg(シロップで約8 ml)が適量です。1日あたりの総量は体重1 kgにつき60 mgを超えないようにしてください。
シロップは濃度が決まっているので、必ず計量スプーンやシリンジで正確に測ります。家庭用の普通のスプーンは容量が不正確です。
最大用量を守らないと、肝臓障害のリスクが上がります。特にアルコールと同時に飲むと危険です。飲酒予定がある日は、タイレノールの服用は控えるか、医師に相談してください。
食後・空腹どちらでも服用できますが、胃が弱い人は食後にした方が胃痛を防げます。睡眠薬や抗うつ薬など、他の薬と併用する場合は相互作用に注意が必要です。処方薬を飲んでいる人は、必ず医師か薬剤師に確認しましょう。
副作用としては、吐き気や発疹がまれに出ることがあります。症状が続く場合は直ちに使用を中止し、医療機関を受診してください。過剰摂取の症状は嘔吐、黄疸、倦怠感などがありますが、これらが見られたらすぐに救急へ。
熱が38 ℃以上続く、頭痛が1週間以上改善しないときは、単に薬で対処しないで医師の診断が必要です。自己判断で増量すると逆に体調が悪化します。
まとめると、成人は1回500 mg~1 g、1日最大4 g、子どもは体重10 mg/kgが基本です。計量は正確に、アルコールや他薬との併用は避け、症状が長引くときは医師に相談してください。正しい用量でタイレノールを使えば、痛みや熱を安全にコントロールできます。
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